keyball 61 レビュー

現在、大人気で品薄となってるkeyballを幸運にも購入できました。3週間ほどプログラミングやブログのライティングなどに使用してみましたので、レビューしたいと思います。

keyballとは: トラックボール内蔵のキーボード

Keyballは、岐阜のキーボードショップ白銀ラボが開発・販売しているキーボードキットです。

その名の通り、キーボードとトラックボールが一体となっているのが特徴です。

キー数の異なる3つのモデルがあります。

私が購入したのは、Keyball61です。

詳しくは、こちら動画をごらん下さい。

使ってみた感想 エンドゲームにかなり近い

使ってみた感想は「エンドゲームにかなり近い」です。

エンドゲームとは、カスタムキーボード・自作キーボード界隈で、「理想のキーボードに行き着き、キーボード探しの旅を終える」ことを指して使われている用語です。

手をマウスに移動させなくてよいというのは非常に楽ですね。

Keyballに慣れてしまうと、トラックボールなしのキーボードに戻ることはできない感じです。試しに、以前使っていたキーボード(Nyquit)を使ってみたのですが、マウスに手を移動させるストレスがすごかったです。

マウスへ手を移動させるのにストレスを感じている方は、ぜひKeyballを試してみてほしいと思います。

左右のクリック、縦横スクロール、ドラッグなども問題なくできます。

ただ、マウス機能は普通のマウスのほうが使いやすいです。なので、だらだらネットをブラウズするときなどは、普通のマウスを使っています。集中してコーディングやライティングをするときは、keyballだけでやっています。

以下、メリット・デメリットを詳しく解説します。

Keyballのメリット

マウスへ手を移動させなくてよい

当然ですが、Keyballの唯一にして最大のメリットは、マウスに手を移動させなくてよいということです。

手が楽でストレスがなく、また作業スピードも明らかに上がります。

Keyballが気になっている方は、ぜひ試してみてください。極楽です。

Keyballのデメリット

トラックボールの位置にキーがない

これも当然ですが、Keyballのデメリットは、トラックボールの位置にキーがないことです。

これがデメリットになるかどうかはキーマップよると思いますが、私は結構イタいと感じました。

しかし、このデメリットよりもマウスに手を動かさなくていいというメリットのほうが大きいと思います。

キーマップを工夫してどうにかしていますが、キーボードの機能だけで見るとトラックボールがないほうが使いやすいですね。

キーマップの割り振りが難しくなる

キーボードにマウス機能をくっつけているので、どこかのキーにマウス機能を割り振らないといけません。その分、トラックボールのないキーボードよりキーマップの割り振りが難しくなります。

親指のキーが遠い

トラックボールのスペースを確保するためか、親指の出っ張っている部分のキーが遠いです。

指が届かない位置ではないのですが、私はこのキーに指を伸ばすと親指の付け根の関節が痛くなったので、このキーは使っていません。

ただ、これは個人差があるでしょうから、問題ないという人もいると思います。

組立時間:6時間

組み立てには6時間かかりました。かなり大変です。

私は、すべての部品を自分ではんだ付けするタイプのキーボードは初めてだったので時間がかかりましたが、キーボードのはんだ付けなどに慣れている人ならもっと早く組み立てられると思います。

かなり手間がかかるので自分で組み立てたいわけでなければ、白銀ラボの組み立てサービスを利用したほうがよいと思います。

時間がかかったのは、ダイオードのはんだ付けです。ダイオードはとても小さいので、はんだ付けするのがかなり難しいですね。

あとは、アクリルの保護紙を剥がすのも手間がかかりました。

別に購入が必要な部品

KeyballのキットとProMicroは、白銀ラボで購入するとして、他に必要なものを紹介します。

### トラックボール
keyballにはトラックボールは付属していないので、別途購入する必要があります。

トラックボールは、社製のものが人気ですね。

私は、使っていないのボールを流用しています。のボールと、のボールも試してみましたが、問題なく使えました。

キースイッチ

私は、
タッチが軽めで、ストロークが浅く疲れにくいスイッチです。キーボードを多用する方におすすめです。

キーキャップ

キーキャップは、なんでも好みのものでよいのですが、1Uサイズのキーが足りるかどうか確認して選ぶ必要があります。

XVXプロファイルのものを使用しています。高さが低めで、エルゴノミックな形状のキーキャップです。価格も安く1Uサイズも多いのでおすすめです。

私は、Aliexpressで購入しましたが、日本のAmazonでも売っています。

TRRSケーブル

左右のキーボードをつなぐケーブルです。

L字型の端子のものが使いやすいです。長さは余裕をみて1mぐらいのものがよいと思います。

Amazonで購入しました。

usbケーブル

キーボードとパソコンを接続するケーブルです。

ProMicroの端子の形状に合わせて選びましょう。

USBコネクタ

磁石でくっつくようになっているUSB端子です。なくてもよいのですが、あるとUSBケーブルの抜き差しが楽になるので、おすすめです。

最初はキーマップを変更することが多いと思うので、

USBケーブルを頻繁に抜き差ししているとUSB端子がもげる危険があるので、USBコネクタをかましておくと安全です。

左右それぞれに使うので、2つ買う必要があります。

私は、Amazonで2コセットのものを購入しました。

組み立てに必要な工具

精密ドライバー

ネジは一般的なドライバーでは締められないタイプのものです。精密ドライバーが必要です。

私は近所のホームセンターで購入しましたが、Amazonでも売っています。

キーマップ

購入のコツ

Keyballは、非常に激しい争奪戦になっていて入荷しても数分で売り切れる状態です。

購入のコツとしては、keyballをカートに入れたらすぐに決済してしまうことです。カートに入れただけでは確保されているわけではないので、すぐに決済しないと、決済しようとしたらもう売り切れになっていたという可能性があります。

同時購入したいものがあっても、それは後で別途購入しましょう。まずkeyball本体をゲットすることに集中しましょう。

まとめ

Keyballとてもおすすめです。

気になっている方は、ぜひゲットしてみてください。

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